1.Adobe Acrobat Readerとは
Adobe Acrobat ReaderとはPDF形式の文書ファイルを閲覧・検索したり印刷をするためのソフトウェアで、無料で配布されています。パソコン用の他に携帯機器版を選択する事も可能です。単独で起動して使用する事も可能ですが、ブラウザ上で起動してWeb上に公開されているPDF文書を閲覧する機能も利用できます。
2.Adobe Acrobat Reader DCについて
従来からAdobe社ではPDFファイルの作成ソフトとして有料版のAdobe Acrobatを販売しており、これに対応する閲覧専用のソフト(Acrobat Reader)を無償で配布配布が実施されていました。2015年4月に編集ソフトをAdobe Acrobat DCにバージョンアップした際に、閲覧専用に配布している無料のソフトもAdobe Acrobat Reader DCに名称変更してバージョンアップが実施されました。 Adobe Acrobat Reader DCにはMobile Linkと呼ばれる新たな機能が追加されています。これはオンラインでAdobe Document Cloud ストレージサービスに接続して、最近使用したファイルのリストを共有する事が可能な便利な機能です。この機能を活用すれば、異なる機器間でもオンライン上に保存した情報にアクセスする事が可能です。
3.Adobe Acrobat Reader 無料について
PDF形式の文書ファイル閲覧専用のAdobe Acrobat Readerは無償で配布されているので、誰でも無料で入手して利用する事が出来ます。Adobe Acrobat ReaderにはPDFファイルの閲覧・印刷機能に加えて拡大・縮小表示やテキストデータの抽出、PDFファイルに同封されているデータを読み込んで保存する機能なども備えています。ただしPDFファイルを作成したり編集する機能が搭載されていないので、有料版のAdobe Acrobatなどの編集ソフトを使用する必要があります。
4.Adobe Acrobat Reader インストールについて
Adobe Acrobat Readerを利用するためには、コンピュータにソフトをインストールする必要があります。パソコンであればブラウザを起動してAdobeの公式サイト(日本語)に接続し、画面の下の方にある「ダウンロードとインストール」の項目を選択しましょう。ダウンロードページが表示されるので、「無償ツール」の欄にあるAcrobat Readerに進みます。Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードページが表示されるので、「今すぐインストール」と書かれた黄色のボタンを押せば自動的にインストール作業が開始されます。 スマートフォンやタブレット端末にインストールしたい場合には、各端末でGoogle PlayまたはApp Storeにアクセスして“Acrobat Reader”で検索をします。アプリを選択すれば、自動的にインストール作業が開始されます。
5.Adobe Acrobat Reader ダウンロードについて
セットアッププログラムを入手すれば、オフライン環境でもパソコンにAdobe Acrobat Readerをインストールする事が可能です。公式サイト内の「Adobe Acrobat Reader DCの配布」ページにアクセスして、OS・言語・バージョンの各項目をプルダウンメニューから選択した後に、すぐ下にある「今すぐダインロード」の黄色のボタンを押します。保存先を指定すればセットアップファイルを保存する事が出来ます。
6.Adobe Acrobat Reader 最新版について
インストールした後で、Adobe Acrobat Readerのバージョンアップが行われる場合があります。現在使用中のAdobe Acrobat Readerのバージョン番号は、ウィンドウ上部のツールバーの「ヘルプ」「Acrobat Readerについて」を選択すれば確認をする事が可能です。「アップデートの有無をチェック」を選択すれば、最新版に更新する事が可能です。