ドコモは大手携帯電話会社としてユーザーに長年親しまれています。お客様に寄り添ったサービスを提供してくれていますが、どうしても費用面が高いイメージもあります。楽天モバイルの場合は、格安スマホサービスを提供している会社のため、月々の値段を安く済ませることが可能となりました。
今回は、ドコモから楽天モバイルへ「乗り換えに失敗しないための手順」「乗り換え前の事前準備」「乗り換えのための費用」「楽天モバイルの回線状況」について詳しく解説していきたいと思います。
ドコモから楽天モバイルへの乗り換えに失敗しないための手順
ドコモから楽天モバイルに乗り換える時に失敗しないようにするためには、ある手順があります。
① スマホのSIMロックを解除する
SIMロックを解除し、SIMフリーにする必要があります。これには条件があり、「2015年5月以降に発売されたスマホであること」と「スマホの購入から100日以上経っていること」が条件ですので注意が必要です。
解除する方法は、「ドコモのマイページから行う」「ドコモから151に電話する」「ドコモの店舗で解除する」方法があります。
② ドコモのMNP予約番号を入手する
以前から使用していた電話番号を引き続き使用したい場合は、MNP予約番号を入手する必要があります。取得の方法は「マイページから手続き」と「ドコモから151に電話する」と「ドコモのテンポで手続きをする」方法に分けられます。
③ 楽天モバイルに入会する
続いては、楽天モバイルに入会する手続きを行います。楽天モバイルのページを開くことで簡単に手続きをすることが出来るため、5分程度でスムーズに入会することが出来ます。
- UN-LIMITプランを選ぶ
- 本人確認書(運転免許証など)を提出する
- 申込者の情報を入力する
- SIMカードを受け取る
④ 開通するための初期設定をする
申し込みが完了すると、2~3日で楽天モバイルの商品が届きます。届いた時点で初期設定を速やかに行うようにしましょう。この設定が完了するとスマホが使えるようになります。
⑤ APN設定を行う
そして一番最後にAPN設定を行います。これはネットの設定と同じ意味ととらえて頂ければと思います。楽天モバイルの公式スマホであれば、SIMカードを入れ替えるだけで自動的にAPNの設定が完了になります。ただし、iPhoneや動作保証外のandroidスマホの場合は手動で設定しなければいけないため注意が必要です。
楽天モバイル乗り換え前の事前準備
☆楽天の会員になる
楽天モバイルに入ることのメリットとして楽天ポイントが貰えるということがあげられます。この楽天ポイントは楽天モバイルでももちろん使うことが出来るため、入会して損はないはずです。楽天モバイルに申し込む際も、楽天会員の情報を引き継ぐことが出来るため、手間を省くことが出来ます。
☆MNP予約番号を取得しておく
ドコモの電話番号をそのまま引き継ぎたいという場合は、この予約番号が必要になります。乗り換えることが決まった時点で取得しておくことをおすすめします。ただし、あまり早い段階で取得しても有効期限(10日以上残っていること)があるため乗り換えの日の数日前に取得すると良いでしょう。
☆ポイントを早めに消費する
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際、今まで貯めていたポイントなどはすべて削除されてしまいます。そんなことになってはとてももったいないです…。そのため、乗り換える前にポイントを使用しておくと、最後までお得にドコモのサービスを受けることが出来ます。
☆メールアドレスの変更
ドコモから楽天モバイルに乗り換えた時、ドコモアドレスの中の「@docomo.ne.jp」が異なるため今まで使っていたメールアドレスを使用することが出来なくなってしまいます。これからも変更することなく使用したい場合は、Gmailやヤフーメールなどで使うアドレスを使用すると良いでしょう。
ドコモから楽天モバイルに乗り換えにかかってくる費用
ドコモから楽天モバイルに乗り換える際にかかってくる費用は、「MNP転出手数料」「解約金」「契約事務手数料」「端末料金」が発生します。詳しくは以下の通りです。
☆MNP転出手数料
MNP転出手数料とは、携帯電話を乗り換える際に自分が今まで使っていた電話番号をそのまま使いたい場合に使用する手続き料金となります。この手数料の金額は、2000円発生します。
☆解約金
解約金は、ドコモを解約する際に発生する料金となります。1000円発生しますが、契約更新月以外で解約する場合に発生する金額です。
☆契約事務手数料
ドコモを解約し、楽天モバイルと契約を開始するためには、契約するための費用がかかります。この料金は、3,000円となります。こちらは時期など関係なく発生するため、必ず費用がかかってしまいます。
☆端末料金
ドコモで使用していた端末の支払いが終わっていない場合、別途端末代を支払わなければなりません。解約したからといって、料金がすべて支払い完了となるわけではないため、今一度端末料金の支払いが完了しているかチェックしてみるといいでしょう。
楽天モバイルは自分の住んでいるエリアで使えるのか(回線エリアについて)
楽天モバイルに乗り換えても、回線が飛んでいなければどうしようと不安になる方も多いかと思います。楽天モバイルでは、現在首都圏を中心に普及しています。しかし、今後は全国的に規模が拡大していくようです!
楽天モバイルの回線が飛んでいないエリアでは、auの回線を借りて使用することが出来ますが、通信に制限があるため制限を超えてしまうと速度制限が発生してしまいます。自分の住んでいるエリアで楽天モバイルの回線を使用することが出来るのかを調べることが出来ます。楽天モバイルのホームページを開くと、調べることが出来ますよ!
今回は、ドコモから楽天モバイルへ「乗り換えに失敗しないための手順」「乗り換え前の事前準備」「乗り換えのための費用」「楽天モバイルの回線状況」について詳しく解説してきました。
ドコモは長年親しまれてきた会社ではありますが、どうしても金額が高い印象がありました。この記事のように楽天モバイルはポイントを使用することや、携帯代を節約することが可能となったため、これを機にこれから発展していく楽天モバイルへ乗り換えてみるのはどうでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございました。